レンジフードのフィルターサイズがわからない時の測り方
結論・要約
まずレンジフードの種類(深型・浅型・スリム型・整流板タイプ)を確認し、金属フィルターを外して幅×高さと枠の差し込み深さを実測します。多くは幅170〜297mm・高さ247〜340mmの規格寸法のどれかに収まります。型番が読めれば本体銘板からも特定できます。
まず自分のレンジフードがどのタイプか確認しましょう
交換用フィルターを特定するには、最初に本体の構造を見分けるのが近道です。レンジフードは大きく次の4タイプに分かれ、フィルターの形・枚数・外し方が変わります。
| タイプ | 見た目の特徴 | フィルターの構成 |
|---|---|---|
| 深型(ブーツ型) | 前面が箱状に深く張り出す | 金属フィルターが斜めに2〜4枚並ぶ |
| 浅型(薄型) | 薄い箱型でフードが浅い | 金属フィルター1〜2枚 |
| スリム型 | さらに薄く前面がフラット | 整流板の奥に金属フィルター |
| 整流板タイプ | 手前に1枚の平らな板 | 奥に金属フィルター、またはフィルターレス |
確認手順
- フードを正面から見て、前面の張り出し(深さ)を確認する
- 手前に平らな1枚板があれば整流板タイプ
- 板を外した奥に金属フィルターがあるか見る
- フィルターが斜めに複数枚なら深型、1〜2枚で浅いなら浅型
整流板タイプはフィルターレスの機種もあるため、奥に金属フィルターがあるかどうかが分かれ目です。
金属フィルターのサイズはどこをどう測ればいいですか
フィルターを枠ごと外したら、次の3点をミリ単位で実測してください。これがこのページの核です。
測る項目
- 幅(横): フィルター枠の長い辺、または短い辺のうち横方向にあたる長さ
- 高さ(縦): 枠の縦方向の長さ
- 差し込み深さ(厚み): 枠の奥行き・厚み。レール溝にはまる深さ
- 枚数: フード内に装着されている金属フィルターの総数
枠のフチではなく外形の最大寸法を測るのがポイントです。角が丸い枠でも、対辺の最も外側どうしを測ります。1mm単位の誤差なら規格に丸めて問題ありませんが、5mm以上ずれると別規格になるため注意してください。
スリム型・整流板タイプは奥のフィルターが小ぶりなことが多く、横長の1枚で収まる機種もあります。外したフィルターの向き(縦横)を間違えないよう、外す前にスマホで写真を撮っておくと復元が確実です。
整流板タイプはどこを外して確認しますか
整流板タイプは手前のフラットな板を外す手順が機種で少し異なります。
- 整流板の手前側を持ち、軽く手前に引く(多くはツメで引っかかっている)
- 引いた状態で上に持ち上げると外れる、または片側のフックを外して全体を下ろす
- 落下防止のワイヤーやヒモが付いている機種はそれを支えにする
- 外した奥に金属フィルターがあるか確認する
奥に金属フィルターがあれば前章の手順で実測します。フィルターレスの機種は整流板そのものを洗う設計なので、交換用フィルターは不要で清掃のみで運用します。整流板が重い・固い場合は無理に外さず、本体の取扱説明書か銘板の型番で外し方を確認してください。落下や指の挟み込みに注意し、不安があれば作業を中止して専門業者に相談しましょう。
型番から調べる方法はありますか
実測が難しい、あるいは正確を期したい場合は本体の銘板から型番を調べる方法が確実です。
銘板の位置
- フィルターや整流板を外した内側の天面・側面
- フード本体の側面または底面のシール
- 記載内容: メーカー名・型番(英数字の品番)・製造年など
油で読めない場合は中性洗剤を含ませた布で拭くと判読できることがあります。型番が分かれば、その機種に適合する純正・汎用フィルターのサイズを調べられます。実測値と型番の両方をそろえておくと、規格サイズの交換用の金属フィルターを選ぶときに取り違えを防げます。
一般的なフィルターサイズの規格早見表
国内のレンジフード金属フィルターは、いくつかの規格寸法に集約される傾向があります。実測値を下表と照合してみてください(メーカー・機種により例外あり)。
| 幅(mm) | 高さ(mm) | よくある搭載タイプ |
|---|---|---|
| 170 | 247 | 深型(複数枚並べ) |
| 240 | 247 | 深型・浅型 |
| 250 | 250 | 浅型 |
| 297 | 297 | 浅型・スリム型 |
| 297 | 320 | 浅型・スリム型 |
| 297 | 340 | スリム型・整流板奥 |
| 340 | 247 | 整流板タイプ奥(横長) |
読み方のポイント
- 同じ「297」でも高さが297/320/340と分かれるため、高さの実測が決め手になります
- 深型は小さめのフィルターを複数枚並べる構造が多く、1枚あたりの寸法と枚数の両方を控えます
- 表にぴったり一致しない場合は、近い規格の汎用フィルターか型番指定の純正品を検討します
マグネット式・使い捨てフィルターを使う場合の選び方
毎回の金属フィルター洗浄を軽くしたい場合は、上から重ねる使い捨てフィルターという選択肢があります。
- 不織布タイプ: 金属フィルターの表面に貼り、油を受け止めて使い捨てる
- マグネット式: 磁石で四隅を固定し、ズレを防ぐ
- サイズ選び: フィルター面より一回り大きめを選び、はみ出しを折り込む。大判ロールを切って使うタイプは自由なサイズに合わせられる
マグネット式は金属フィルターが鉄製であることが前提です。アルミ製フィルターには磁石が付かないため、その場合はフレームに貼るタイプや差し込み式を選びます。汚れが目立ってきたらマグネット式の使い捨てフィルターを貼り替えることで、奥の金属フィルターの目詰まりを抑えられます。
交換・掃除の目安
- 金属フィルター: 月1回の洗浄が目安。油が固まり目が詰まって吸い込みが落ちたら洗浄、サビ・変形が出たら交換
- 不織布フィルター: 1〜2か月で交換、調理頻度が高ければ月1回
- 整流板: 表面の油を拭き取り、月1回程度の洗浄
吸い込みが弱くなった、フードから油が垂れる、運転音が大きくなった、といった変化は目詰まりのサインです。フィルターの清掃・交換で改善することが多いので、まずはサイズを把握して手元に予備を備えておくと対応が早くなります。
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よくある質問
レンジフードのフィルターサイズはどこを測ればいいですか?
金属フィルターを枠ごと外し、横の長さ(幅)と縦の長さ(高さ)をミリ単位で測ります。さらに枠の厚み(差し込み深さ)と、装着されているフィルターの枚数も控えてください。この3点と枚数がそろえば交換用を特定できます。
整流板タイプはフィルターがないのですか?
整流板タイプは手前のフラットな板(整流板)の奥に金属フィルターがある機種と、フィルターレスで整流板自体を洗う機種があります。整流板を手前に引いて持ち上げると外れるので、奥に金属フィルターがあるか確認してください。フィルターがなければ整流板の清掃のみで運用します。
深型と浅型はどう見分けますか?
フードの箱の深さ(前面パネルの上下の高さ)が目安です。前面が深く張り出してフィルターが斜めに数枚並ぶのが深型、薄い箱型でフィルターが1〜2枚のものが浅型です。スリム型はさらに薄く、整流板の奥にフィルターを収めた構造が多いです。
本体の型番はどこに書いてありますか?
フィルターや整流板を外した内側、またはフード側面・天面に銘板シールが貼られています。メーカー名と型番(英数字の品番)が記載されているので、それを控えると適合フィルターを調べやすくなります。シールが油で読めない場合は中性洗剤で拭くと判読できることがあります。
マグネット式フィルターとは何ですか?
既存の金属フィルターの上に重ねて貼る不織布などの使い捨てフィルターで、磁石で固定するタイプです。フィルター面より少し大きめのサイズを選び、はみ出した分を折り込んで使います。汚れたら剥がして交換でき、奥の金属フィルターの油汚れを軽減できます。
フィルターはどのくらいで交換・掃除すればいいですか?
金属フィルターは月1回程度の洗浄が目安で、油が固まって目が詰まり吸い込みが落ちたら洗浄か交換のサインです。使い捨ての不織布フィルターは1〜2か月、調理頻度が高い家庭では月1回を目安に交換してください。変形やサビが出た金属枠は交換します。
