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モバイルバッテリーのmAh→Wh換算早見表【10000mAhは約37Wh・機内は2個まで】

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結論・要約

Whは「mAh÷1000×定格電圧V」で計算でき、10000mAh・3.7Vなら約37Whです。2026年4月24日から、モバイルバッテリーは160Wh以下を1人2個まで機内持ち込み可。預け入れと機内での充電・給電は禁止です。航空会社がより厳しい場合はその指示を優先します。

モバイルバッテリーは何Wh?まず換算の基準を覚える

モバイルバッテリーの容量は、店頭やパッケージでは「mAh(ミリアンペアアワー)」で表示されます。一方、飛行機の持ち込み可否を決めるのは「Wh(ワットアワー)」です。この2つの単位を行き来できると、「自分のバッテリーは機内に持ち込めるのか」がすぐ判断できます。

換算の基準は1つだけです。

Wh = mAh ÷ 1000 × 公称電圧(V)

モバイルバッテリー内部のリチウムイオンセルの公称電圧は通常3.6〜3.7Vなので、ここでは3.7Vで概算します。例えば10000mAhなら、10000÷1000×3.7=約37Whです。

ひとつ注意があります。製品にWh表記があれば、その値が正です。mAh表記はあくまで内部セル(約3.7V)基準の容量で、USB出力(5V)から実際に取り出せる容量とは異なります(電圧変換のロスがあるため、使える容量は表示mAhより小さくなります)。航空会社が見るのもWhなので、Wh表記がある場合はそちらを基準にしてください。


mAhごとに何Wh?機内に持ち込める?早見表

mAhを3.7Vで概算したWhと、機内持ち込み可否をまとめました。可否のしきい値は後述の航空ルールに基づきます。

容量(mAh)換算Wh(3.7V概算)機内持ち込みの容量条件
5000約18.5Wh○ 160Wh以下
10000約37Wh○ 160Wh以下
15000約55.5Wh○ 160Wh以下
20000約74Wh○ 160Wh以下
25000約92.5Wh○ 160Wh以下
26800約99Wh○ 160Wh以下
30000約111Wh○ 160Wh以下
40000約148Wh○ 160Wh以下
43000約159Wh○ 160Wh以下・境界付近
45000約167Wh× 不可(160Wh超)

読み方のポイント

  • 一般的な10000〜20000mAhは約37〜74Whで、160Wh以下の容量条件に収まります。
  • 個数は容量を問わず合計2個までです。小容量なら何個でもよい、という扱いではありません。
  • 43000mAh前後は160Whとの境界なので、概算ではなく製品のWh表記を必ず確認してください。

機内持ち込みのルールはどう変わりましたか?(2026年7月時点)

モバイルバッテリーは本体に内蔵されていないリチウムイオン電池(予備電池)として扱われ、容量(Wh)に応じて次のように分かれます。出典は国土交通省です。

確認項目2026年4月24日からの扱い
容量1個あたり160Wh以下
個数1人2個まで
預け入れ不可。手荷物で機内へ
機内での充電機内電源からバッテリーへ充電不可
機内での給電バッテリーからスマホ・PC等へ給電不可
保管場所頭上の収納棚へ入れず、座席ポケットなど手元
端子絶縁テープ、袋、ケースなどで個別に保護

押さえておきたい点

  • 預け入れ(受託)手荷物には入れられません。必ず手荷物で機内へ持ち込みます。
  • 端子同士や金属品との接触を防ぐため、1個ずつ袋やケースへ入れるか端子を絶縁します。
  • 国土交通省の基準より航空会社が厳しい条件を設ける場合があります。搭乗前に飛行機での持ち込みルールの詳細と利用航空会社の案内を確認してください。

mAhが同じでもWhが違うのはなぜ?

「同じ20000mAhなのに、Wh表記が製品で違う」ことがあります。理由は、Whが『容量 × 電圧』で決まるからです。

  • mAh表記は内部セル基準で、その公称電圧の取り方(約3.6Vか3.7Vか)が製品で微妙に異なるため、同じmAhでも計算上のWhがずれます。
  • メーカーがWhを算出する際の電圧の基準も完全には統一されていません。

だからこそ、Wh表記がある製品はその数値が最優先です。航空会社が判断に使うのもWhで、mAhだけでは正確に判断できません。Wh表記が見当たらない場合に限り、「mAh ÷ 1000 × 3.7」で概算して目安にします。160Wh付近の容量では特に、刻印やパッケージのWh表記を確認してください。

容量重視で大きめを選ぶなら、PSEマーク付きの20000mAhクラスは3.7V換算で約74Whです。なお出力面では、ノートPCも充電したい場合は容量(Wh)とは別にUSB PD対応で出力W数の大きいモデルを選ぶ視点も必要です。ただし機内ではモバイルバッテリーから機器への給電はできません。


容量の選び方の目安(用途別)

機内ルールを踏まえると、容量だけでなく「160Wh以下」「合計2個まで」「Wh表示が読める」の3点で選びます。

用途容量の目安換算Wh(3.7V)
スマホを1回フル充電したい5000〜10000mAh約18.5〜37Wh
スマホを2〜3回・タブレットも10000〜20000mAh約37〜74Wh
複数台・数日分をまとめて20000〜26800mAh約74〜99Wh
ノートPCも充電したい20000mAh前後+PD対応容量より出力W数も確認

注意点

  • スマホ本体のバッテリー容量(mAh)は機種で異なるため、「何回充電できるか」はあくまで目安です。変換ロスもあり、表示容量どおりには充電できません。
  • 出力(W数)は容量(Wh)とは別の指標です。急速充電やノートPC充電が目的なら、USB PD対応や最大出力W数も確認してください。

数値・換算は概算であり、機内持ち込みのルールは改定され得ます。搭乗前には、必ず搭乗予定の各航空会社と国土交通省の最新情報を確認してください。

解決アイテム

PSEマーク付き 10000mAhクラス

約37Whで160Wh以下に収まり、日常の持ち歩きとサイズのバランスを取りやすい容量帯です

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20000mAhクラス(容量重視)

約74Whで160Wh以下に収まり、複数回の充電や複数台の充電に向く容量帯です

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USB PD対応モデル(急速充電重視)

PD対応ならノートPCやタブレットも充電でき、容量(Wh)とは別に出力W数で選ぶ視点が必要です

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よくある質問

10000mAhは何Whですか?

セル公称電圧3.7Vで概算すると、10000mAh÷1000×3.7=約37Whです。26800mAhなら約99Whになります。製品にWh表記があればその値が正で、mAh表記は内部セル(約3.7V)基準の容量を指します。USB出力(5V)から取り出せる実効容量は変換ロスでこれより小さくなります。

20000mAhは何Whですか?

3.7Vで概算すると、20000mAh÷1000×3.7=約74Whです。160Wh以下なので容量条件には収まりますが、2026年4月24日からモバイルバッテリーは容量を問わず1人2個までです。製品にWh表記があればその数値を優先し、航空会社独自の条件も確認してください。

何mAhまで機内に持ち込めますか?

基準はmAhではなくWhです。2026年4月24日からは160Wh以下を1人2個まで持ち込めます。3.7V換算では約43000mAhが160Wh付近ですが、境界は製品のWh表示を優先します。160Wh超は持ち込めず、航空会社が国の基準より厳しい条件を設ける場合はその指示に従います。

mAhが同じでもWhが違うことがあるのはなぜですか?

Whは『容量×電圧』で決まるため、表示電圧が違えばWhも変わります。モバイルバッテリーのmAh表記は内部セル(約3.6〜3.7V)基準で、製品によって基準電圧の取り方が微妙に異なります。航空会社が見るのはWhなので、Wh表記がある製品はその数値を、なければ『mAh÷1000×3.7』で計算した値を確認してください。

預け入れ(受託)手荷物に入れてもいいですか?

いいえ。モバイルバッテリーなどのリチウムイオン電池(本体内蔵でなく単体のもの)は、預け入れ手荷物には入れられず、必ず手荷物として機内に持ち込みます(2026年7月時点)。端子を絶縁して個別の袋やケースへ入れ、座席上の収納棚ではなく手元に保管します。

機内での使用や保管にルールはありますか?

2026年4月24日から、座席上の収納棚には入れず座席ポケットなど手元に保管し、機内電源からモバイルバッテリーを充電することも、モバイルバッテリーからスマホ等へ給電することも禁止です。端子は絶縁し、個別の袋やケースへ入れます。航空会社がより厳しい場合はその指示を優先します。

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