ビーズ・テグス・ワイヤーのサイズ規格早見表【穴径・号数・ゲージ】
結論・要約
まずビーズ穴径を測り、テグスは穴より0.05mm以上細い号数、ワイヤーは穴より0.1mm程度細い線径から選びます。テグス1号は約0.17mm、3号は約0.29mmが目安ですが、商品差があるため直径表示を優先します。
ビーズの穴に通るかを先に見る?選ぶ順番は3段階
ビーズアクセサリーの材料選びは、テグスの号数やワイヤーのゲージから決めると迷いやすくなります。先にビーズの穴径を確認し、次に部材の直径、最後に作品の強度と見た目を合わせます。
- ビーズの穴径をノギスや定規で測る。分からなければ、穴の大きいビーズを1粒だけ試す
- テグスやワイヤーの直径が、穴径より十分細いか確認する
- 一重・二重に通すか、丸カンやつぶし玉を使うかを決める
穴径0.8mmに0.7mmの材料を選ぶと、数値上は通っても表面の傷や穴の傾きで止まります。穴径との差は、テグス1本なら0.1mm程度、ワイヤーなら0.1〜0.2mmほど取ると作業しやすくなります。二重通しなら、材料の直径を単純に2倍してから、穴の内側の形も考えます。
ビーズ穴径とテグス号数の早見表
テグスの号数は太さの目安で、実際の直径は商品表示を優先します。下表は、手芸用ナイロンテグスを選ぶときの実用的な目安です。
| ビーズの穴径 | テグスの候補 | 向く使い方 | 注意点 |
|---|---|---|---|
| 約0.6mm | 0.8〜1号(約0.15〜0.17mm) | 特小ビーズ、細い編み込み | 二重通しは窮屈になりやすい |
| 約0.8mm | 1〜3号(約0.17〜0.29mm) | 小粒ビーズ、繊細なブレスレット | 3号の二重は穴の形を確認 |
| 約1.0mm | 2〜4号(約0.23〜0.35mm) | 4〜6mm程度のビーズ | 結び目を穴に隠せるか確認 |
| 約1.2mm | 3〜6号(約0.29〜0.45mm) | 大きめビーズ、ストラップ | 柔らかさと結びやすさを比較 |
| 約1.5mm以上 | 4〜8号(約0.35〜0.55mm) | 木製・樹脂など穴の大きい素材 | 細すぎると作品が伸びやすい |
ここでの失敗は3つあります。第一は、穴径だけを見て最大の太さを選び、結び目を作った瞬間に通らなくなることです。第二は、同じビーズを二重に通すのに「1本分」の直径で判断することです。第三は、透明なテグスなら何でも同じと思うことです。硬めのタイプは張りが出る一方、結び目が戻りやすく、柔らかいタイプは扱いやすくても伸びが気になる場合があります。
ワイヤーのゲージは番号よりmmを優先する
ワイヤーの#30、#28といったゲージ表記は便利ですが、材質や販売分野によって換算が揺れます。アクセサリー用では、#30が約0.3mm、#28が約0.33mm、#26が約0.4mmという見方ができます。ビーズを連ねるだけなら#30前後、重さのあるチャームを下げるなら#28〜#26を候補にします。
| ワイヤー表記の目安 | 直径の目安 | ビーズ穴径の候補 | 特徴 |
|---|---|---|---|
| #32 | 約0.25mm | 0.6mm以上 | 細く柔らかいが、形が崩れやすい |
| #30 | 約0.30mm | 0.8mm以上 | 小粒ビーズを通しやすい標準域 |
| #28 | 約0.33mm | 0.9mm以上 | 張りと通しやすさのバランス |
| #26 | 約0.40mm | 1.0mm以上 | チャームや形を保つ用途向き |
| #24 | 約0.50mm | 1.2mm以上 | 太く丈夫だが、細い穴には入らない |
ワイヤーはテグスのように結んで終わりにせず、つぶし玉を専用工具でつぶす、またはボールチップなどで端を処理します。つぶし玉の内径がワイヤーに対して小さすぎると傷が入り、大きすぎると固定できません。ワイヤーを折り返して二重にする場合も、金具の穴に二本分が通るかを先に試してください。
丸カン・9ピンの太さと工具を合わせる
丸カンは外径だけでなく線径で強度が変わります。外径4mm・線径0.5mmなら小さなビーズの連結、外径6mm・線径0.6mmならチャームの接続、外径8mm・線径0.8mmなら重量のある部品というように、部品の重さと輪の開きにくさで選びます。大きい外径でも線径0.3mmなら変形しやすいため、「大きい丸カン=丈夫」とは限りません。
9ピンは、ビーズの穴に入る線径と、先端を丸めるための余長を確認します。例えば線径0.6mm、長さ30mmの9ピンなら、10mmのビーズを通しても両端に輪を作る余裕が残るかを測ります。丸ヤットコで輪を作り、平ヤットコで輪の根元を支えます。丸カンを左右に開くと円がゆがみにくく、前後に引き離すと戻りにくくなります。
道具を揃えるなら、ビーズ用テグスの号数違いと、丸ヤットコ・平ヤットコ・ニッパーの基本工具を別々の役割で選ぶと、細い材料を無理に切ったり曲げたりせずに済みます。
通らない・切れる・金具が外れる時の切り分け
「通らない」なら、材料が太い、穴が斜め、穴の中に粉やバリがあるのいずれかです。細いテグスへ替え、ビーズを裏返して再確認します。針金で穴を削る方法は、ガラスや天然石の欠けにつながるため避けます。
「途中で切れる」なら、穴の縁で擦れている、結び目を強く締めすぎている、材料が細すぎる可能性があります。穴の荒れた粒を交換し、テグスは結び目を一度に強く引かず、ワイヤーは穴の中で折り曲げないようにします。
「金具が外れる」なら、丸カンを開閉方向に引いた、9ピンの輪が閉じていない、つぶし玉を一度で強く押し潰したことが考えられます。平ヤットコを2本使って接合部を正面から合わせ、完成後に軽く引いて確認します。肌に触れる作品や重い部品は、試作品で強度を確かめてから本番に進みましょう。
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よくある質問
テグス1号は何mmですか?
手芸用テグス1号は約0.17mmが目安です。2号は約0.23mm、3号は約0.29mmですが、号数と直径の対応は商品によって差があります。特小ビーズや小さな穴には1号、一般的なブレスレットには2〜3号を候補にし、パッケージのmm表示を優先してください。
ビーズ穴が0.8mmなら何号のテグスが通りますか?
穴径0.8mmなら、0.17〜0.29mm程度のテグスは通しやすい範囲です。二重に通す場合は、穴径からテグス2本分と余裕を引いて考えます。例えば0.29mmを二重にすると0.58mmなので、穴の形や摩擦によっては通りません。
テグスとワイヤーはどう使い分けますか?
結び目で留める伸びや柔らかさ重視の作品はテグス、つぶし玉やボールチップで端を処理し、形を保ちたいネックレスやストラップはワイヤーが向きます。ワイヤーは同じ0.3mmでも撚り数や材質で曲げやすさが変わるため、用途も確認します。
ワイヤーの#28や#30は何mmですか?
目安として#30は約0.3mm、#28は約0.32〜0.35mm、#26は約0.4mmです。ただしゲージは規格や素材で換算がずれるため、番号だけでなくmm表記を見ます。ビーズ穴0.8mmなら#30前後、穴1.2mm以上なら#28〜#26も候補です。
丸カンと9ピンは何mmを選べばいいですか?
一般的な小さなアクセサリーなら線径0.5〜0.6mm、大きめのチャームや重さのある部品なら0.7〜0.8mmを候補にします。丸カンは外径だけでなく線径と切れ目の閉じ方、9ピンはビーズ穴を通る線径と輪を作れる長さを確認します。
テグスがビーズの穴を通らない時はどうしますか?
無理に押し込まず、まず穴の両側を確認して、細いテグスかビーズ針に替えます。穴の中に粉やバリがある場合は別のビーズに交換します。針金で穴を広げると欠けやひびの原因になるため、穴径に合う部材を選び直してください。
