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自転車チューブのサイズ選び【700×・ETRTO・バルブ長】

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結論・要約

タイヤ側面のETRTO表記を探し、「幅−ビード径」の両方がチューブの対応範囲に入るものを選びます。たとえば28-622なら、幅28mmと径622mmの両方を照合します。さらに実車と同じ英式・仏式・米式を選び、深いリムではバルブが口金を付けられる長さだけ外へ出るか確認します。

タイヤ側面のどの数字を見れば合うチューブが分かりますか?

最初に見るのは、外したチューブの印字ではなく現在付いているタイヤの側面です。側面を一周すると「28-622」「37-590」のようなETRTO表記と、「700×28C」「26×1 3/8」のような別表記が併記されていることがあります。

ETRTOは2つの条件を分けて読めます。

タイヤ側面の例前の数字後ろの数字チューブで照合すること
28-622幅28mmビード径622mm622径かつ幅28mmを含む対応範囲
35-622幅35mmビード径622mm622径かつ幅35mmを含む対応範囲
37-590幅37mmビード径590mm590径かつ幅37mmを含む対応範囲
47-559幅47mmビード径559mm559径かつ幅47mmを含む対応範囲

後ろの数字はリムにはまる径なので、ここが違うものは使えません。先頭の幅は、チューブのパッケージに書かれた範囲内へ入る必要があります。28-622に「18/25-622」と書かれたチューブは幅不足です。「28/35-622」のように28を含む範囲を探します。

「26インチ」「28インチ」だけでは径を一意に決められない場合があります。同じ呼びインチでも後ろのETRTO径が異なる組み合わせがあるため、読めるならETRTOを優先してください。

700C・インチ表記はどう照合すればよいですか?

700×28Cは、外径の系列が700、幅が約28mm、末尾Cが主に622mm径を示す表記です。ただし「700C用」とだけ書かれたチューブでも、対応幅は同じではありません。

タイヤの表示チューブで最低限合わせる項目選んではいけない例
700×25C / 25-622622径・幅25mmを含む28〜35C用など25を含まないもの
700×32C / 32-622622径・幅32mmを含む18〜25C用
26×1.50 / 40-559559径・幅40mmを含む26×1 3/8でも590径のもの
20×1 3/8 / 37-451451径・幅37mmを含む同じ20インチでも406径のもの

選ぶ順番は「呼び名が似ているか」ではなく、後ろの径が一致→先頭の幅が範囲内です。古いチューブを持参する場合も、伸びたゴムの実寸ではなく印字とタイヤ側面を照合します。

チューブは対応幅に余裕を持たせた製品が多いため、幅が一点で一致する必要はありません。例えば対応が「25〜32mm」でタイヤが28mmなら範囲内です。ただし、広すぎるチューブを細いタイヤへ押し込むと折れや噛み込みが起きやすく、狭すぎるものは膨張しすぎます。ETRTOとバルブを指定したチューブを探す時も、範囲の両端を読みます。

英式・仏式・米式はどこで見分けますか?

次に、車輪から出ているバルブの形を確認します。基本は今付いているものと同じ形式です。

形式見分ける特徴選ぶ時の注意
英式先端に袋ナットがあり、一般車でよく見る形虫ゴム等の構造は製品表示に従う
仏式軸が細く、先端の小ねじを緩めてから空気を入れるリム高に合うバルブ長も選ぶ
米式自動車に近い太い軸で、中央に押し弁があるリム穴とポンプ口金が米式対応か確認

バルブ穴より太いものは入りません。細いものを太い穴へ入れる流用も、根元が動いてチューブへ負担がかかるため避けます。変換アダプターは主にポンプ口金を合わせる部品であり、リム穴とチューブの適合を変更するものではありません。

深いリムではバルブ長をどう決めますか?

仏式は同じサイズのチューブに、複数のバルブ長が用意されることがあります。必要なのは、バルブがリムを通った後にポンプの口金を奥まで差し込み、固定できるだけ外へ出ることです。

  1. 現在のバルブが使いやすいなら、根元を含む製品の測定基準を確認して同等長を選ぶ
  2. リム側面の高さを測り、短いバルブが埋まらないか確認する
  3. 口金の固定に必要な突出量はポンプで異なるため、ぎりぎりを選ばない
  4. 深いリムで延長部品を使う場合は、バルブコアが外せるか、延長部品が対応するかを確認する

長ければ必ず安全というわけでもありません。極端に長い軸は持ち運びや空気入れ時に曲げる力がかかりやすいため、実車で必要な長さに合わせます。

交換前後に何を確認すれば失敗を減らせますか?

チューブが合っていても、タイヤ内に異物が残る、リムテープがずれる、組付け時にチューブを挟むと再び空気が抜けます。

  1. パンク箇所を確認し、タイヤ内側の異物を指で強くこすらず目視で探す
  2. リムテープがスポーク穴を覆い、裂けや大きなずれがないか見る
  3. チューブへ形が出る程度だけ空気を入れ、ねじれを避けて収める
  4. タイヤのビードとリムの間にチューブが見えていないか両側を一周確認する
  5. 少しずつ空気を入れ、タイヤ側面の基準線が一周均等か確認する
  6. 最終空気圧はタイヤ側面と車体の指定範囲を優先する

リムテープが傷んでいる場合は、幅だけでなくリム内側を覆える寸法の自転車用リムテープを確認します。タイヤ側面に亀裂やビード損傷がある、リムが変形している、径の表示が読めない場合は、チューブだけ交換して走らず自転車店で点検してください。

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よくある質問

700×28Cなら、700C用チューブなら何でも合いますか?

いいえ。700Cは主にビード径622mmを示しますが、チューブには対応するタイヤ幅があります。タイヤが28-622なら、622を含み、幅28mmも対応範囲に入るものを選びます。『700×18〜25C用』では幅が足りず、『700×28〜35C用』など実車表示を含む範囲を探します。

28-622の2つの数字は何ですか?

先頭の28はタイヤ幅の呼び値28mm、後ろの622はタイヤのビードがはまる径622mmです。チューブ選びでは後ろの径が一致し、先頭の幅がチューブの対応範囲内にあることを確認します。700×28Cというフランス式表記より、ETRTOの方が径を明確に照合できます。

英式・仏式・米式のバルブは交換できますか?

リムのバルブ穴やポンプ口金が異なるため、基本は現在付いているものと同じ形式を選びます。穴より細いバルブを自己判断で流用すると根元が動き、穴より太いバルブは入りません。形式を変えたい場合は、リムと口金の適合を自転車店で確認してください。

仏式バルブは何mmを選べばよいですか?

リムの高さだけでなく、ポンプ口金を固定できる部分が外へ十分出る長さが必要です。浅いリムなら短いバルブで足りることが多く、深いリムほど長いものが必要です。現在のチューブのバルブ長を測るか、リム高と製品の測定基準を照合してください。

古いチューブの印字が読めない時はどうしますか?

チューブではなくタイヤ側面を一周確認し、ETRTOまたはインチ・700C表記を探します。バルブ形式は実物の形、長さは現在の軸を基準にします。側面が摩耗して読めない、タイヤとリムの組み合わせ自体が不明な場合は、車輪を自転車店へ持ち込むのが確実です。

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